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2018年8月14日
2018年08月14日(火)
本の匂い
どこかに惹かれて買ったはずの本なのに寝かせたままだったりしませんか。
長年の熟成された本の香りが,ページをめくるたびに鼻孔をくすぐります。
本の中には言葉にされた自分自身や思いつかないことが表現されています。
夏休みや雨の日の本を読む時間は自分を熟成している時間なのでしょうね。
2018年8月13日
2018年08月13日(月)
やまない雨
地面や山肌に映る大きな雲の大きな影が歩く人よりも速く動いていきます。
台風の影響が残るのか強い風が時折吹きつけます。草木が激しく揺れます。
雨と曇りが繰り返す日々に,やまない雨はないという言葉を思い出します。
宿題や受験勉強には最適な夏と言えるかもしれませんね。チャンスですよ。
2018年8月12日
2018年08月12日(日)
サイになる
いつの間にか怒ってばかりの「サイ」に変身していることがありませんか。
片付けなサイ。うるサイ。静かにしなサイ。勉強しなサイ。早くしなサイ。
本当は優しい「サイ」になりたいのです。ごめんなサイ。許してくだサイ。
明日月曜日から水曜日までは学校閉庁日です。それでは…おやすみなサイ。
2018年8月11日
2018年08月11日(土)
水平線ノムコウ
晴れた日に水平線をじっと眺めて時間を忘れたりすることがありませんか。
目を細めても何も見えませんが,ずっと先には何かあるようにも感じます。
水平線の向こうに何を想像しますか。まだ何も見えない未来と同じですね。
受験は水平線に向かって進むようなものですね。きっと何かあるはずです。
2018年8月10日
2018年08月10日(金)
卒業生
卒業生が土産話をもって学校を訪れます。少しずつ時間が巻き戻されます。
帰りたくない。島に戻りたい。過去への後悔と未来への希望が混ざります。
後輩に聞いてほしい話題をみんなが持っています。高校生活は通過点です。
変わったようで変わらない笑顔には元気を貰います。また会いたいですね。
2018年8月9日
2018年08月09日(木)
勝負の夏
今日は頼んでもいないのに太陽が激しく全身を熱します。外出は危険です。
太陽の光をすべて吸収するかのようなデイゴの木を思わず写真に収めます。
木も海も家も人も花も写真に撮れば,そこには思い出が切り取られますね。
個別指導を受ける生徒に休みはありません。勝負の夏がここにもあります。
2018年8月7日
2018年08月07日(火)
ウィンドチャイム
加計呂麻島の西端には実久という集落があります。実久ブルーは有名です。
透明な青や水色の海を眺めていると曇りがちな心も晴れていきそうですね。
砂浜に広がる珊瑚の欠片を手で払うとウィンドチャイムの音に聞こえます。
いつでも行けるところは,なかなか行かないところなのかもしれませんね。
2018年8月3日
2018年08月03日(金)
失われた色
対岸の加計呂麻島にはまだモヤがかかり本来の色を見ることができません。
写真に撮りたくなる奄美大島には眩しい太陽が必要なのかもしれませんね。
昨日で前期夏季課外は終了です。心なしか空に青が増えている気がします。
今日の学校は人も少なくてとても静かです。生徒がいてこその学校ですね。
2018年8月2日
2018年08月02日(木)
黒い楽譜
部活動紹介で演奏した吹奏楽部の悔し涙の理由を感じる場面がありました。
演奏のときに開かれていた楽譜は真っ黒でした。遠くからでも分かります。
練習でのやり取りなのでしょうね。指揮者の鳩野先生と10名の部員たち。
指揮者を見てリズムと緊張をとっています。演奏後の言葉に感じ入ります。
2018年08月02日(木)
銀の涙
前例にない迷走する台風の影響で,今週は晴れと曇りと雨の繰り返しです。
今日は体験入学です。中学3年生だけでなく中学2年生も対象となります。
部活動紹介は先日のコンクールで悔し涙を流した吹奏楽部から始まります。
最後に選択するのが古仁屋高校であると嬉しいです。また会いたいですね。
2018年7月27日
2018年07月27日(金)
青いブタ
教室の外に目を移すと,太陽の光で熱せられる先生方の車が並んでいます。
青い車のダッシュボードから青いブタが黒い目でこちらを見上げています。
青いブタの「がんばれよ」という目に「がんばるからね」と心で応えます。
汗をにじませながらがんばる生徒たちに,涼しい風の差し入れが届きます。
2018年7月26日
2018年07月26日(木)
昨日今日明日
毎年2年生は,夏季課外中にインターンシップを3日間の日程で行います。
瀬戸内町役場や南大島診療所など将来を見据えた場所でお世話になります。
2年生の先生方は,奮闘している生徒たちの姿の写真を撮りに出かけます。
花束をラッピングしたり試掘調査の準備をしたり充実した日々が続きます。
2018年7月25日
2018年07月25日(水)
あとで分かる
午後からは北九州予備校の黒木浩二先生を迎えて,講演会が行われました。
何も望まなければ,人は傷つかない。本気の人ほど頂点を目指したくなる。
失敗しても傷ついても何度でも挑戦してほしい。その意味はあとで分かる。
夢を実現する人がひとりでも出てほしいとの献身的な姿に闘志が湧きます。
2018年7月24日
2018年07月24日(火)
海賊王になる
ひとりでやると決めるまでに,どれだけの時間を心の葛藤に費やしますか。
甘えや依存が行動を鈍らせたり判断を誤らせたりすることはありませんか。
自分のやるべきことは何なのか。自分で答えを見つけて頑張るのみですね。
決断して宣言して行動して仲間とともに合格を目指す。受験も冒険ですね。
2018年7月23日
2018年07月23日(月)
巨大扇風機
台風で中止となった進路ガイダンスが多くの方々のご好意で開催されます。
講師の方々の熱のある話に生徒たちも前のめりです。声も大きくなります。
巨大扇風機が体育館の前後でフル稼働しています。今日はまだ涼しいです。
県本土からも奄美空港からも遠い学校まで来ていただき,感謝いたします。
2018年07月23日(月)
夏休みの宿題
がんばりたい人には,いつも以上にたくさんの時間が取れる夏が来ますね。
そうでない人には,いつも以上のたくさんの宿題にため息が出そうですね。
問題に向き合う夏になるのでしょうか。答えを写す夏になるのでしょうか。
この夏をどんな気持ちで乗り切るかが大事ですね。今日から夏季課外です。
2018年7月22日
2018年07月22日(日)
絵になる町
立ち並ぶガジュマルが形作るトンネル。防波堤沿いに止められた軽自動車。
眼前に広がる青い海。波の音しか聞こえない砂浜。青い空に浮かぶ白い雲。
写真に切り取る風景は,わたせせいぞうさんのイラストを思い起こします。
瀬戸内町の白浜です。絵になる町の小さな高校でも明日から夏季課外です。
2018年7月20日
2018年07月20日(金)
コタンの雪
一夜明けると,クラスマッチが行われたのかさえ疑わしくなる静けさです。
台風が接近しているためか,職員室の窓からは少し強い風が吹き込みます。
終業式後の壮行会では,吹奏楽部による「コタンの雪」が披露されました。
深みのある演奏にみんなが聞き入ります。コンクールまで残りわずかです。
2018年07月20日(金)
失敗のススメ
知らないことを勉強すればするほど,知らないことが増えていきませんか。
挑戦しても失敗の連続ではないですか。やってみて分かることがあります。
終業式では校長先生が「できないのはやらないだけだ」と激励されました。
多様な人たちと関わりながら自分の器を大きく広げていきたいものですね。
2018年07月20日(金)
合成写真
多くの先生方が撮られた写真はどれも躍動感にあふれ,熱気が伝わります。
合成写真かと思うほど空と山の境界線がはっきりして見入ってしまいます。
クラスマッチとは違い,終業式前の大掃除には黙々と取り組んでいました。
掃除をすることでマナーに気づき,自分が汚れることできれいになります。
2018年7月19日
2018年07月19日(木)
ひざし
今日の陽光は日射しではなく「日刺し」です。熱中症対策は準備万端です。
生徒は審判と競技の往復です。先生方も活躍を写真に収めようと夢中です。
男子がバレーボール。女子がソフトボール。見せ場の多い試合が続きます。
直射日光から逃れる日陰と裏方の生徒たちのおかげで無事に終了しました。
2018年07月19日(木)
サルスベリ
体育館の前のサルスベリは,枝先に無数の小さな白い花を咲かせています。
三角形に見える形は,お皿に高く盛られた削りたてのかき氷のようでした。
奄美にいると,雲の流れや鳥の声に心を落ち着けて過ごすことができます。
水色の空には数えるほどの雲が浮かびます。今日はクラスマッチ日和です。
2018年7月17日
2018年07月17日(火)
夢への挑戦
少人数を言い訳にしないチームには,応援する方々が大勢ついていました。
加治木高校戦を終えた生徒たちは船で早朝に到着後,午後から登校します。
「トイレの神様のおかげです」と代打でヒットの1年生が報告に来ました。
日常とのつながりを感じた生徒たちの目はすでに次の目標を捉えています。
2018年7月16日
2018年07月16日(月)
奄美大縞
白紙に数本の青色の線を太く引きます。少し空けて緑色。少し空けて青色。
境界線を黒い波線で区切り四角で囲めば,カメラで撮った奄美の風景です。
青い海,白い砂浜,深緑の山,白い雲,青い空。まさに「奄美大縞」です。
単純で奥深い縞模様がずっと遠くまで続きます。本当にすごい景色ですよ。
2018年7月11日
2018年07月11日(水)
誰かのために
いつの間にか忘れたものを取り戻す回復力。自分の答えを探し出す持久力。
目の前のことに没頭する集中力。新しい道を自分で切り拓くための基礎力。
多くの人の力を借りながらいつか自分だけで出来るようになりたいですね。
将来は誰かのために自分の力を役に立てたいものです。毎日が勉強ですね。
2018年7月5日
2018年07月05日(木)
蜂と台風
今年は学校で生徒がハチに刺されたりハチの巣が駆除されたりしています。
先日,ある先生に「ハチが多い年は台風が多いんだよ」と教えられました。
半信半疑でいると南海日日新聞のコラムにも同様のことが書かれています。
台風は過ぎましたが曇りや雨が続きます。青空と太陽が待ち遠しいですね。
2018年7月3日
2018年07月03日(火)
足りないもの
セカンドオピニオンは医師だけでなく教師にも必要なものかもしれません。
ベネッセの田川祐治氏の講演を聞き「即今」という言葉が頭に浮かびます。
語りかける声と生徒を見渡す視線に鍛えられた人の強さや厚みを感じます。
古仁屋高校に足りないものを運んで来ていただきました。感謝いたします。
2018年7月2日
2018年07月02日(月)
進まない台風
進まない台風にシーカヤック大会も進路ガイダンスも残念ながら中止です。
不安と恐怖しか感じない雨と風にじっとしていることだけしかできません。
台風の進路もW杯の勝敗も予想はできますが,当てるのは難しいですよね。
たとえ今は劣勢だとしても他人の評価や予想を覆す結果を残したいですね。
2018年6月26日
2018年06月26日(火)
絵日記
水しぶきの向こう側に広がる緑色の山。青い空を背景にして浮かぶ白い雲。
大きなプールではしゃぐ子どもたちの声には,涼しさと元気をもらいます。
小学生が夏休みの宿題で描く絵日記のような風景には,癒しをもらいます。
いつの間にかここまで歳を重ねてきたことに,少し寂しさが込み上げます。
2018年06月26日(火)
蝉と扇風機
職員室から見える保育所では早朝から大きなプールの準備を始めています。
蝉の声が教室の扇風機の音をかき消すように途切れることなく聞こえます。
なぜ落ちてこないのだろうと思うほど重そうな雲が,ゆっくりと流れます。
今日の空は梅雨が明けたことを感じさせます。奄美の長い夏が始まります。