分類

  • 2019年03月01日(金)

    やさしさに包まれて

    早朝のグラウンドでは,サッカー部が「祝卒業」と紅白の石灰で描きます。

    体育館を彩るたくさんの花々は,卒業式を華やかなものに変えていきます。

    今日の卒業式を思い,多くの人たちがずっと前から準備を重ねてきました。

    やさしさに包まれた卒業式です。いろんな場所に思いがあふれていますね。

  • 2019年02月28日(木)

    瞳を閉じて

    迫りくる山のうねり。どこまでも横たわる加計呂麻島。彩り豊かな動植物。

    満開のヒカンザクラ。美味しく実ったタンカン。大きく束ねたサトウキビ。

    訪れる人を虜にする海の色。防波堤に集まる魚の群れ。明日は卒業式です。

    周りを見ることで認識する自分の居場所。目を閉じれば故郷が浮かびます。

  • 2019年02月28日(木)

    タイムカプセル

    カサリンチュの「タイムカプセル」の歌詞が,校長先生から贈られました。

    当たり前の日常が変わります。次の一歩は「はじめての一歩」になります。

    卒業後に高校の正門をくぐれば,一気に思い出が押し寄せてくるはずです。

    タイムカプセルを開けるカギは「あなたたち自身」なのかもしれませんね。

  • 2019年02月28日(木)

    声を聞かせて

    礼法指導が繰り返されています。空気が張詰める中で緊張感も高まります。

    各授賞式と古高会入会式が行われました。外では細かい雨が降っています。

    小さな音でさえ立てることを躊躇われますが,校歌は大きな声で歌えます。

    吹奏楽の響きが胸の奥の何かを膨らませ,予行なのに感極まりそうでした。

  • 2019年02月28日(木)

    蛍光灯

    嬉しいはずの旅立ちなのに引きとめたくなります。今日は卒業式予行です。

    教室で規則的に並ぶ蛍光灯を見上げながら,この先の不安と向き合います。

    からだの中で膨らみかけている前向きではない何かを早めに外に出します。

    挑戦するということは,さみしさや居心地の良さとの決別なのでしょうね。

  • 2019年02月28日(木)

    揺れる思い

    待っていると後ろから追いつかれます。進んでいると前へと追いつきます。

    自分だけが変わっていくと思うことはありませんか。寂しくなりますよね。

    自分だけが変わらないと思うことはありませんか。焦ったりもしますよね。

    考えていることや感じていることが日々変わります。どうもいけませんね。

  • 2019年02月28日(木)

    メロディ

    早朝の体育館からは,少しさみしげに聞こえるメロディが繰り返されます。

    卒業式に向けての吹奏楽部の練習が大詰めになります。音に心を感じます。

    生徒たちは学校,学年,学級,部活動などで様々な集団に所属しています。

    いろんなところで卒業式を祝う準備が進んでいます。いよいよ明日ですね。

  • 2019年02月27日(水)

    見えているものが変わることに寂しさを予感します。今日は式場設営です。

    どことなく沈む気持ちと明るすぎる外の景色のギャップにため息が出ます。

    次の街でワクワク感が湧いてくるまでは少しだけ時間がかかりそうですね。

    人とのつながりが,いつの間にか糸となり結ばれて離れ難くなるのですね。

  • 2019年02月26日(火)

    卒業を前に

    いつもそこにそびえる木を思います。いつも同じ場所に咲く花を思います。

    いつも遊んでいた海を思います。いつも眺めていた加計呂麻島を思います。

    いつも一緒にいた人を思います。いつも笑顔で迎えてくれた人を思います。

    何をしてきたのか。何を見てきたのか。じわりじわり寂しさが広がります。

  • 2019年02月25日(月)

    さよならの季節

    住み慣れた町を離れると思うと,町が少し違って見えるかもしれませんね。

    遠くの街に憧れていたはずなのに離れたくない気持ちが広がっていきます。

    散歩を嫌がって前へ進もうとしない犬のように,何かに抗ってしまいます。

    時間は刻々と進み,準備も着々と進みます。進まないのは心だけですかね。