分類

  • 2017年05月16日(火)

    いろいろ色々

    この島の自然には故郷があり,家族があり,生活があると感じます。

    生えている草木や咲いている花たちの色や形は鮮やかで個性的です。

    ヒカゲヘゴの葉やアダンの実などには時代の感覚を惑わされます。

    今週の中間考査が終わると,植物たちが艶やかな色で夏を彩り始めます。

  • 2017年05月12日(金)

    遠い青春

    PTA総会の後は無心にボールを追いかける部活動生に主役が移ります。

    練習着を汚すことも気にならない彼らの間を黒南風が吹き抜けます。

    汗を流して汚れていくのか,汚れたものを汗で流しているのか。

    高校総体を前に,舞い上がる土煙は湧き上がる闘志にも見えてきます。

  • 2017年05月08日(月)

    ジレンマ

    国立公園の奄美大島が迎える初めての大型連休は,雨と曇りでした。

    注目されることに慣れず,恥ずかしさで隠れてしまったかのようでした。

    見せたいのに見られたくない。教えたいのに教えたくない。

    大自然のジレンマを感じた5日間でした。今日は朝から快晴です。

  • 2017年05月08日(月)

    飛躍の前触れ

    チームのためなのか。自分のためなのか。何のためなのか。

    高校総体を前にして練習にも一層熱が入ってきています。

    不安,焦り,嫉妬,重圧など心穏やかでない日々もあることでしょう。

    何歳であっても,与えられた場所が全力を出す場所なのですよね。

  • 2017年05月01日(月)

    きれいなまま

    角田光代さんの「八日目の蝉」の中には,美しい小豆島が描かれています。

    「きれいなものぜんぶ入った,広くて大きい景色」がとても心に残ります。

    私たちの瀬戸内町の景色にもきれいなものがぜんぶ入っていると感じます。

    きれいなものをきれいなまま子どもたちにいっぱい見せてあげたいですね。

  • 2017年04月28日(金)

    トンネルノムコウ

    右側に太平洋を見て,国道58号線を北上すると三儀山の体育館です。

    バスのカーテンを突き刺す陽光が「古北戦」の熱気を予感させます。

    交流戦には想像以上の歓声と興奮があり,両校の一体感を高めました。

    学校に帰るバスが到着して目を覚ますと,少し早い夏が始まります。

  • 2017年04月27日(木)

    スカイライン

    気がつけば,寒緋桜が韓紅から若草色へと衣替えを済ませています。

    イペーの木の花の黄色すぎる黄色。百合の白。アマリリスの赤。

    画用紙に線を引いて描いたような花色の空と深碧の山の境界線。

    誰かに伝えたい自然は守りたい自然であり,守るべき自然ですね。

  • 2017年04月20日(木)

    クレッシェンド

    部活動紹介も終わり,各部に新しく心地よい風が吹き始めています。

    新入部員と先輩たちの戸惑いや緊張感,高揚感が新鮮に映ります。

    聞き慣れない声が響き渡り,学校全体がリズムを刻んでいるようです。

    努力した「未来」がどうなるのかを楽しみにできるといいですね。

  • 2017年04月07日(金)

    はなびら

    入学式の後は,加計呂麻島が見渡せる教室で初めてのLHRです。

    1組の生徒には高良先生の情熱が注ぎ込まれ,輝きを増していました。

    太田先生の2組の黒板には,はなびらが6枚の桜が描かれています。

    1枚多いはなびらは,幸運の訪れを願って添えられていたようです。

  • 2017年04月06日(木)

    花も人も

    始業式も終わり,入学式の準備中にお花屋さんから声がかかりました。

    「正門から見えるお花に元気がないですよ」

    今にも力尽きそうな花たちに誰もが気付いていたはずなのに…。

    きれいなときだけでなく,いつでも心を注げる人でありたいですね。