分類

  • 2018年03月01日(木)

    幸せな時間

    卒業生が見えなくなると校庭に残された「祝卒業」の文字が寂しそうです。

    いつもそこにあった楽しそうな笑顔や笑い声は卒業式とともに終わります。

    かけられていた魔法が解けていくようです。卒業式までの魔法でしょうか。

    シンデレラは再び王子さまと出会います。卒業式にも続きはありますよね…

  • 2018年03月01日(木)

    エンドロール

    3年生が優勝した体育祭と同じく,早朝の校庭には水たまりがありました。

    入場のときのはにかんだ笑顔は,退場になると大粒の涙で覆われています。

    退場していく卒業生の流れは,まるでエンドロールを見ているようでした。

    式場の外は昨夜の雨が嘘のような青空です。前途に幸多きことを願います。

  • 2018年02月28日(水)

    卒業式前夜

    青空の下を雨雲が流れます。微笑みたいのに涙を堪えているかのようです。

    卒業式の予行に並ぶ姿は3年前の入学式と重なります。全て準備完了です。

    飾られた花を見ていると1枚ずつのはなびらが集まって花となっています。

    明日は44枚のはなびらが3年間の時を経て1輪の花となり咲き誇ります。

  • 2018年02月28日(水)

    君たちの名を。

    古仁屋高校での3年間で先生方は何度君たちの名を呼んだことでしょうね。

    印象深い日々。何事もない日々。思い出したい日々。忘れられない日々。

    雨の日も風の日も。夏の暑い日も苦しい日も。腹の立つ日も泣きたい日も。

    再び君たちの名を大きな声で呼ぶ日が来るのでしょうか。いつかあるよね。

  • 2018年02月28日(水)

    巣立ち

    卒業生の歩く道やステージを色とりどりの花が飾ります。卒業式予行です。

    呼吸をすることも忘れてしまうくらい体育館全体を沈黙と緊張が漂います。

    ひとつひとつの動作を確実にこなしていく姿は胸を詰まらせるに十分です。

    何でもないことが当たり前にできることを誇らしく感じます。明日ですね。

  • 2018年02月27日(火)

    太陽と埃の中で

    何を当たり前に思うのか,何を習慣とするのかで未来は変わりそうですね。

    卒業式の設営で積もったホコリを取り除きながら日常生活を思い返します。

    いつの間にか自分の心の中にもホコリが溜まっているのかもしれませんね。

    清掃や設営の終わった体育館は,少し早めに緊張を始めたように見えます。

  • 2018年02月27日(火)

    残された時間

    いつものように前から歩いてくる生徒や先生方とあいさつを交わします。

    4月から違う場所を歩いているのかなと思うと寂しさがじわり広がります。

    この先の別れの予感がありきたりな日常を特別なものへと変えていきます。

    あともう少しだけ。残された時間に後悔がないように過ごしたいですね。

  • 2018年02月26日(月)

    窓を磨く

    卒業式を前に心を込めた清掃が続きます。高い場所の窓にも手が伸びます。

    窓の外側だけを磨いていても透明にはなりません。微妙な汚れは内側です。

    心が明るくならない原因を外側にばかり求めてしまうことがありませんか。

    最後は自分の内側にあるのかもな…と窓を磨きながら思ったりもしました。

  • 2018年02月22日(木)

    天命を待つ

    入試が近づくと,なぜかいつも寒くなりますね。奄美大島でも同じでした。

    受験生への先生方のあふれる思いと情熱的な指導が出発直前まで続きます。

    自分を責めてきた日々は,未来を攻めていく日々へと繋がるのでしょうね。

    サクラ色のメダルをつかみに目的地へと旅立ちます。春はもうすぐですよ。

  • 2018年02月20日(火)

    余情残心

    合格や内定までの現実を伝えるために3年生が学年末考査終了を待ちます。

    当たり前だと思い込んでいた親の支え。旅立ちを前に気づく家族の温もり。

    ふがいない自分への苛立ち。見通しの甘さ。後輩に激励を込めて語ります。

    変えられるのは自分と未来です。先輩たちの道程を胸に刻んで前進ですね。