分類

  • 2018年04月12日(木)

    イソヒヨドリ

    ひと息ついてみませんかと言われているように,久しぶりに雨が降ります。

    まだ始まったばかりですが始業式も入学式も遠い昔に終わった気がします。

    昼休みの職員室に美しい声が響きます。窓の側で青い鳥が鳴いていました。

    その囀りに心が癒されます。束の間のしあわせが乾いた心にしみ渡ります。

  • 2018年04月10日(火)

    白い靴下

    靴下を間違えました。まだ間に合うので家に帰って履き直していいですか。

    朝早く登校してきた新入生の心がけが初々しく,とても気持ちがいいです。

    いつまでもその心を大切にしてほしいなと思わずにはいられませんでした。

    純粋な心が映し出されているような青空は,いつまでも柔らかな青でした。

  • 2018年04月09日(月)

    新しい世界

    森の新緑に囲まれる中での入学式です。心地よい風は緊張感を和らげます。

    ゆっくりと流れる雲を目で追えば,慌ただしさから少し逃れられそうです。

    人も,本も,言葉も,海も,空も,雲も,大切にしたい出会いが続きます。

    引き寄せられる出会い,偶然ではない出会いが待ってます。楽しみですね。

  • 2018年04月09日(月)

    コペル君

    お母さんと離れたくない保育園児の泣き声でしょうか。遠くに聞こえます。

    入学式の早朝に見上げる大きな空は,筆舌に尽くしがたいほどの青でした。

    黒板に貼られた後迫先生の「入学おめでとう」の文字が新入生に迫ります。

    コペル君が考える粉ミルクのように,入学式でも多くの人とつながります。

  • 2018年04月06日(金)

    シーグラス

    広い砂浜を歩いていると石でも貝殻でもないきれいなものが見つかります。

    シーグラスです。波に洗われた青や白のガラスのかけらに目が止まります。

    始業式では鳥丸先生が「評価は他人がするものですよ」と語りかけました。

    拾い上げられるシーグラスのように,自分色に輝ける1年にしたいですね。

  • 2018年04月02日(月)

    元気を出して

    新年度が始まりました。学校の駐車場には見覚えのない車が並んでいます。

    いち早く夏を感じさせる陽気に,森一面の黄緑色が目にまぶしく映ります。

    太陽がそこにあるようなイペーの花の黄色には何となく元気づけられます。

    春は笑顔が似合います。新しい始まりには新しい笑顔で頑張りたいですね。

  • 2018年03月29日(木)

    旅立ち

    奄美空港や古仁屋港からひとりまたひとりと奄美大島を旅立っていきます。

    見送ると寂しくてこれからを憂いたりします。本当にさよならなのですね。

    森はいつもの森のまま。海はいつもの海のまま。自然は何も変わりません。

    変化に追い付けない気持ちは,先生方のいない学校を寂しく見せています。

  • 2018年03月27日(火)

    一歩ずつ

    さよならとさびしさに包まれていると一冊の絵本との出会いがありました。

    さよならはであいのはじまり さびしさはであいのはじまり…とあります。

    「さよならともだち」という絵本です。背中を押されている気がしました。

    自分だけが寂しいのではないですよね。お互いに少しずつ一歩ずつですね。

  • 2018年03月23日(金)

    エンディング

    窓の外ではスローモーションを見ているかのように白い雲が流れています。

    頭の中では離任される先生方の優しさや気遣いが走馬灯のように巡ります。

    卒業生だけでなくお世話になった先生方まで島を離れるのは寂しいですね。

    先生方を待っている人がいます。いつまでも引きとめていてはダメですね。

  • 2018年03月23日(金)

    涙に暮れる

    穏やかに過ごせる日々の有り難さや温かさをぜひ感じてほしいと小倉先生。

    まだ実感がないのでさようならは言えない。だからありがとうと高良先生。

    みんなとともに過ごし,みんなの成長をもっと見ていたかったと堀脇先生。

    先生方と過ごした日々はかけがえのない日々でした。お世話になりました。