学びの庭の朝夕

  • 2017年11月03日(金)

    秋の花火

    雨で延期になっていた夏の花火が,文化の日の夜に打ち上げられました。

    デジカメやスマホの画面越しの花火より,直接見る花火に迫力があります。

    最後は夜空一面を無数の花火が覆います。見えるものすべてが花火でした。

    宇検村やけうちどんと祭り。小さくても大きなことができるお手本ですね。

  • 2017年11月03日(金)

    大人の階段

    今日できなかったことが明日にはできる。今日できたことを明日に生かす。

    今日できれば明日もできる。明日の連続が「未来」なのかもしれませんね。

    自分なりの答えを考え抜き,探し出すことが生きる力に繋がりそうですね。

    ダメならやり直せばいい。良ければ次に進めばいい。ただそれだけですね。

  • 2017年11月03日(金)

    どんなときも。

    私たちの身近にある海は穏やかなときもあれば,荒れ狂うときもあります。

    台風や強風になると海のうねりは高くなり,船は欠航せざるを得ません。

    失敗や不安があると,心の中のうねりで動けなくなることはありませんか。

    受験が迫る中,心の中は船が運航できるくらいの状態に保ちたいですね。

  • 2017年11月03日(金)

    ゴジラ

    加計呂麻島の瀬相の海岸で,体長50cmほどのワニが見つかったそうです。

    Yahooトップニュースに「海岸に小型ワニ 鹿児島・奄美」の見出しです。

    MBC南日本放送にも「奄美・瀬戸内町で小型のワニ見つかる」とあります。

    大島海峡に現れたワニ。海のどこかに巨大生物が潜んでいるのでしょうか。

  • 2017年10月31日(火)

    リセット

    何もなかったかのように日常が戻って来ました。雲が優雅に空を流れます。

    台風が来たのか,文化祭があったのかさえも疑いたくなる平穏な風景です。

    終わってしまえば,忙しさに追われ苦悩に満ちた日々も懐かしく感じます。

    いつもそこにある自然に心が癒されます。少し休んだら,前へ進めですね。

  • 2017年10月28日(土)

    追伸

    3年生の合唱を見ていると,いろんな顔に様々な思い出がよみがえります。

    舞台に並ぶ生徒たちを見ながら,全員の名前を心の中で呼んでいきます。

    可能性を信じること。自主性に任せること。いっぱい教えてもらいました。

    心配していることが申し訳ないほど,生徒たちの成長を見た文化祭でした。

  • 2017年10月28日(土)

    帰る場所

    台風22号の接近を天気図で何度も確認する中,文化祭が開催されました。

    時間とともに体育館の屋根を激しく打ちつける雨は大歓声にも聞こえます。

    終了後は生徒たちを早く帰し,台風接近に備えます。片づけは火曜日です。

    多くの方々のおかげで文化祭は大成功でした。みんな輝いていましたよ。

  • 2017年10月27日(金)

    冷静と情熱の間

    文化祭は体育祭同様に協力,共感,協調,共同,協和などが求められます。

    一人何役もこなす生徒たちには可能性を,先生方には幅の広さを感じます。

    台風の接近による文化祭の短縮や開催日程の変更なども検討されています。

    「カットせずに全部やりたいですね」の言葉に責任者の思いがあふれます。

  • 2017年10月24日(火)

    生徒離れ

    文化祭のリハーサルが始まりました。3年生も楽しそうに進めています。

    自分たちで考えて行動できていることに嬉しさと淋しさが入り混じります。

    就職試験や受験を通して,たくましくなった姿が頼もしく見えてきます。

    子離れにも似た「生徒離れ」を教師がしないといけない日が近づきます。

  • 2017年10月21日(土)

    心に潜むネコ

    学校には時折,猫が現れます。動き回った跡をいろいろと残していきます。

    どこから来たのでしょうね。平穏な日常に想定外の出来事が突如訪れます。

    学校に現れた猫のように,些細なことが心をかき乱すことはありませんか。

    世界遺産登録へのノネコ問題の他に,心に潜む猫にも気をつけたいですね。

  • 2017年10月19日(木)

    コスモス

    鳩野先生のピアノと竹山先生の指揮が,生徒たちの歌声を後押しします。

    最後の文化祭という3年生の思いが多くの人たちの心を動かしていきます。

    「ひとり残らず幸せになれるはず」の歌詞は,私たちの願いと重なります。

    お世話になった人たちへの感謝を込めた合唱に,どうぞご期待ください。

  • 2017年10月19日(木)

    みんなのうた

    合唱をしたいという女子生徒の提案に,3年生全員が賛同してくれました。

    それだけでも心が温まります。音楽室では初めての練習が行われています。

    3年間で初めて見る生徒たちの姿でした。歌い始めた声に驚くばかりです。

    それぞれの道を歩く数か月後を想像すると,歌声に淋しさが重なります。

  • 2017年10月18日(水)

    二匹の兎

    台風21号のニュースが流れ始めました。週末に奄美に最接近しそうです。

    日射しはいつにも増して強く,太陽の勢いに後ずさりしてしまうほどです。

    校内では10日後に迫った文化祭の準備が,にぎやかに動き出しました。

    推薦入試やセンター試験の生徒たちには,誘惑と試練の日々が続きます。

  • 2017年10月15日(日)

    不思議な木

    古仁屋高校の横にある高丘保育所の大きな木には不思議な印象を受けます。

    2本で1本の木のように見えて,左半分と右半分の葉の色が少し違います。

    まるで左脳と右脳のようです。保育園児たちをずっと見守り続けています。

    いろんなものが隣り合わせにあることを教えてくれているのでしょうか。

  • 2017年10月14日(土)

    折り紙

    奄美の満天の星空は,黒色の折り紙に黄色い点を描けば出来上がりです。

    奄美の澄み渡る空を四角く切り取れば,水色の折り紙の出来上がりです。

    奄美の空に立ち上る雲を掴んでみれば,白色の折り紙の出来上がりです。

    奄美の自然の色は折り紙の中にいっぱいあります。素晴らしい自然です。

  • 2017年10月13日(金)

    ご馳走

    学校の図書館の新刊には心躍ります。雑誌「MOE」もそのひとつです。

    小川糸さんの「旅ごはん」に,ラトビアで胸にしみた言葉がありました。

    「パンが痛がらないよう,必ず手でちぎって食べてください」

    いつもパンをどのように食べますか。時間と心に余裕を持ちたいですね。

  • 2017年10月02日(月)

    エビフライ

    奄美新聞の一面の「森のエビフライ」という言葉に,目がとまりました。

    初めて目にするエビフライに興味津々です。どんな食べ物かと想像します。

    ケナガネズミの松ぼっくりの食痕が,エビフライの形に似ているそうです。

    森の宝石。森の使者。森のバター。森の中は素敵な名前がいっぱいです。

  • 2017年10月01日(日)

    海に吠える

    無人島にひとつ持っていくとしたら何ですか。よく耳にする質問ですよね。

    「無人島」は面接の質問やテレビの中だけのことだと思っていました。

    加計呂麻島の向こう側には,無人島とウルトラマリンの海が広がります。

    波に削られた岩は,海に吠えるライオンに見えたりもします。絶景ですよ。

  • 2017年09月25日(月)

    宝物

    与論島で行われたサッカーの大島地区大会を最後に3年生が引退します。

    サッカーをするには狭いグラウンドでの,工夫された練習の日々でしたね。

    結果は通過点です。出会った仲間とサッカーは一生の宝物だと思います。

    「県大会出場」への悲願は後輩に託されました。新たな一歩が楽しみです。

  • 2017年09月20日(水)

    竹とんぼ

    名瀬と古仁屋の間では多くの場所で「ヒカゲヘゴ」を見ることができます。

    太古の昔へと誘い,時間の感覚を狂わされる奄美大島の象徴的な植物です。

    鋭い日射しは葉の元気を奪っていましたが,近頃は涼しさも感じられます。

    元気になったヒカゲヘゴは,羽根を増やした竹とんぼのようにも見えます。

  • 2017年09月16日(土)

    前へ

    変わらない自分。変えられない自分。心の葛藤に自問自答を繰り返します。

    「そのまま」と「ありのまま」は似ていますが,違うような気もします。

    日常はきっかけとチャンスにあふれています。掴めているでしょうか。

    あの頃の自分は未熟だった。そう思える日が来るように頑張りたいですね。

  • 2017年09月15日(金)

    夜明け

    昨日から大島地区大会が始まり,女子バレーボールは2年ぶりの参加です。

    台風の影響で開催も心配されましたが,予定の全チームが参加できました。

    負けは弱点を突き付けます。自分たちの殻を破ることを求めてきます。

    嬉しさは少しだけ。ほとんどが悔しさ。次の県大会での活躍を誓いました。

  • 2017年09月15日(金)

    大島地区大会

    目を合わせる。微笑む。うなずく。チームの絆が太くなる瞬間があります。

    試合とともに成長していく選手たちを頼もしく感じます。すべて勉強です。

    相手をうらやんでもしょうがないですよね。できることを一生懸命にする。

    勝負の流れは行ったり来たり。心の強さが問われる刹那に備えたいですね。

  • 2017年09月14日(木)

    心願成就

    3年生の教室の前を通ると「出発の日」と大きい見出しが黒板に見えます。

    明後日の就職試験からセンター試験までの個人の日程が記入されています。

    名前と日付だけですが,お互いに関心をもつ雰囲気がいいなと感じます。

    台風18号が接近中です。無事に目的地に到着することを祈るばかりです。

  • 2017年09月13日(水)

    いい日旅立ち

    就職試験への旅立ちの日が迫ります。船や飛行機で目的地へと向かいます。

    日本各地に生徒たちを待っている多くの人たちがいます。会社があります。

    遠い街でひとりになったとき,彼らはどんな歌を道連れにするのでしょう。

    試験を終えたら,元気に帰って来てくださいね。古仁屋で待っていますよ。

  • 2017年09月09日(土)

    エピローグ

    空の色が青から朱色に変わるころ,楽しさが淋しさへと変わっていきます。

    コピペできない時間を私たちは過ごしています。同じ日はありませんよね。

    体育祭の後もすぐに会える仲間たちなのに,名残惜しさが増すばかりです。

    すでにすべてが遠い昔のような気もします。ひと息ついたらまた次ですね。

  • 2017年09月09日(土)

    幸せな淋しさ

    チームワークは1年生。パワーは2年生。優勝は総合力の3年生でした。

    閉会式は,松任谷由美の「ダンデライオン」が似合う風景にも感じました。

    今日の体育祭も「運命が用意してくれた大切なレッスン」なのでしょうね。

    次は就職試験です。夢の種をつけた綿毛が風にのり遠く運ばれていきます。

  • 2017年09月09日(土)

    始まりのサイン

    いつもより早く起きてみると青い空でした。ありがとうで始まる一日です。

    ひんやりとした空気と少しの水たまりで,体育祭の朝を迎えられました。

    過去最大級のフレアを起こした太陽が,グラウンド全体を照らしています。

    監察係が真っ青な空に向かって突き上げる白い旗が競技開始のサインです。

  • 2017年09月08日(金)

    プロローグ

    集中力と緊張感の合間の楽しそうに笑う輪の中に,大人は入り込めません。

    人間が身体全体で表現する素晴らしさを,応援団を見ていると感じます。

    明日を待たずに各学年間で火花が飛び散ります。面白くなってきました。

    勝負に年功序列はありません。太鼓の響きと士気を鼓舞する声が続きます。

  • 2017年09月08日(金)

    語り継ぐもの

    青い空を覆った雲は開演前の緞帳にも見えます。大自然の粋な演出ですね。

    団結力が日に日に高まっていく様子は,人間力の高まりをも感じさせます。

    優しさと厳しさの中から強さが生まれるのかもしれません。いよいよです。

    勝負に徹する姿勢は後輩たちの目標となり語り継がれていくことでしょう。