学びの庭の朝夕
2018年01月20日(土)
サクラ咲ク
女子バレー部が白と紫の真新しいユニフォームで県新人戦に挑みました。
先週末の大荒れの天気とは違い,今週末は穏やかな春の陽気を感じます。
明桜館高校戦でサクラを咲かせ,龍桜高校戦で名残惜しくも散りました。
奄美ではヒカンザクラが咲き始めています。どちらの満開も楽しみです。
2018年01月14日(日)
晴天愛人
センター試験二日目。寒さと緊張に体を固くしていた昨日とは違います。
気温も上がり,リラックスしているようにも見えます。いいお天気です。
控室の図書館から見える空はずっと向こうまで青でした。いい予感です。
多くの先生方からの激励に生徒たちは笑顔で応え,教室へと向かいます。
2018年01月13日(土)
教室温暖化
センター試験一日目。大島高校の安陵図書館が古仁屋高校の控室でした。
徐々に冷えて,手先や足先が動きません。晴れているけど強風と雨です。
試験会場となる教室は人が多いため暖かいようです。教室温暖化ですね。
お弁当に見られる鳥のおかずは,点数をトリに行くゲン担ぎでしょうか。
2018年01月10日(水)
花束
花屋さんに行くと,花の色の数だけ心の中にも色が生まれる気がします。
見たこともない花や舌をかみそうな名前の花がたくさん咲いています。
ふくよかなバラや存在感のあるユリなどにはどうしても目を奪われます。
花束を手にするとカスミソウの存在に人生や役割を考えてしまいますね。
2018年01月10日(水)
受験生だもの
生きていく中でまだ感じたことのない感情はあといくつあるのでしょうか。
家族との生活。仲間たちとの日常。受験での葛藤。部活動での喜怒哀楽。
小さくても大きくても忘れてはいけない気持ちは,たくさんありますよね。
大学入試センター試験が迫ります。受験生は今日も模擬試験に奮闘中です。
2018年01月09日(火)
冬がはじまるよ
いつもの心地よさとは違う風が,窓の外でうなりをあげて吹いています。
今朝の奄美は,冬の到来を感じる寒さです。始業式を凛と引き締めます。
今日と明日は課題考査です。「寒いですね」のあいさつが行き交います。
奄美にいると寒さには弱くなるのかもしれません。春までもう少しです。
2018年01月08日(月)
毎日がスペシャル
空を見上げて雲のかたまりを見ながら何かに似ているはずだと考えます。
何もない日は退屈な日ではなく,無事に過ごせた日だと感じたりします。
何もないと思う日でも,他では様々なことが起こっているとも感じます。
丁寧に過ごす一日の積み重ねが一年ですよね。いい一年にしたいですね。
2018年01月04日(木)
謹賀新年
皆様には幸多き新春を迎えられたことと存じます。奄美は晴天が続きます。
古仁屋高校の正門を入ると,左側の大きなデイゴの木が出迎えてくれます。
せん定された大きな幹の一部には,象の顔に見える場所があるんですよ。
夢を叶える象だと勝手に思いつつ,受験生の健康と健闘を今日も願います。
2017年12月28日(木)
運命
自分の世界に入り込める机の上の勉強はどこまでも世界を広げてくれます。
他人がいる生活の中で,思いやりのある行動が取れることも大切ですよね。
運命には自分で切り拓けるものとそうでないものがあるような気がします。
何か起きる前に見えないものの大切さに気付いて行動できるといいですね。
2017年12月26日(火)
記憶の欠片
思い浮かんだこと。考え付いたこと。ふと心をよぎる感情。届けたい思い。
頭の中にためておこうとするといつの間にか無くなっていたりしませんか。
すぐに書き留めないと,何を考えていたのかさえ分からなくなってきます。
その欠片すら思い出せません。失くしたものはどこへ消えるのでしょうね。
2017年12月24日(日)
3月のサンタ
幼い頃は世界中のどこかにサンタさんがいると思っていませんでしたか。
サンタさんが見えなくなったのは,もう子どもではないからでしょうか。
今日はどの町の子どもたちにプレゼントを準備しているのでしょうね。
クリスマスもない受験生には「合格」を届けてあげてほしいと願います。
2017年12月22日(金)
太陽の復活
冬至を境に日が長くなります。太陽の力が甦るとの見方もあるようです。
冬至は好転の節目だと新聞に教えられました。運が向いてくるのです。
誰にとっても「冬至」ですが,知っているだけで心に張りが出ませんか。
今日は冬至であり終業式です。明日から更なる力がみなぎる気がします。
2017年12月21日(木)
栄光へ架橋
冬晴れの空の下,男子の野太い声と女子の黄色い声が職員室まで響きます。
学級のまとまり。学年のまとまり。対戦を通して学校もまとまります。
いつも以上に引き締まった顔に,頼もしさや寂しさを感じさせられます。
手に汗握るクラスマッチ終了後も,受験生は合格へ向けて鉛筆を握ります。
2017年12月19日(火)
日常のない場所
受験生はテレビではなく,自分の未来や世界を見ているのだと思います。
あの頃の自分に視野を広げる気持ちがあれば,違う現在もありそうです。
自分の日常がない場所にあるチャンスや発見は成長のきっかけですよね。
世界に触れることで目の前のことが小さく思えてくるのかもしれません。
2017年12月16日(土)
甘味大島
奄美大島は「甘味大島」なのかもしれません。甘いものが溢れています。
サトウキビ,たんかん,パッションフルーツ,マンゴーなどの甘い食材。
そこにいるだけで,見ているだけで心の棘が溶けていくような甘い場所。
甘くて美味しいもの,甘くて優しい場所がここにはいっぱいありますよ。
2017年12月13日(水)
心の負担
元気な挨拶。目で交わす挨拶。笑顔を添える挨拶。挨拶も色々ですよね。
相手の挨拶を待つと,何もなくすれ違ったときに心が重くなりませんか。
自分から挨拶をすると決めることで,心の負担は少し取れる気がします。
挨拶は一日の始まりを積極的に,一日の終わりに充実感をもたらします。
2017年12月07日(木)
ぶらり古仁屋
卒業を前にLHRを利用して3年生の各学級が古仁屋をぶらりしています。
いつもの商店街や町並みが,なぜか新鮮にどこか懐かしく見えてきます。
町のシンボルのコーラル橋や海の駅からはなかなか離れ難いようでした。
島を離れて帰って来たときには少し違う町に見えるのかもしれませんね。
2017年12月06日(水)
ふわり京都
記憶の中の夏の雲とは違う形の雲が空の青を背景にふわり浮かんでいます。
古仁屋高校の前を流れている雲は,京都の空にも流れて行くのでしょうか。
ひとつしかない太陽は,奄美大島で見ても京都で見ても同じなんですよね。
校舎の窓に夕日が差し込みます。今日の京都タワーは何色なのでしょうね。
2017年12月05日(火)
のび太くん
あの青年は人のしあわせを願い,人の不幸を悲しむことのできる人だ。
しずかちゃんのパパが,結婚前夜のしずかちゃんに語りかける言葉です。
社会人になる前の生徒たちも「人を幸せにしたい」と夢を膨らませます。
人の幸せを自分の幸せにできる。みんなに笑顔があふれるといいですね。
2017年12月05日(火)
しあわせ
自分の料理でみんなを幸せにしたい。自分の作った車で人を幸せにしたい。
悩みで胸が張り裂けそうな時期がある。後悔で前に進めない時期がある。
孤独で不安な時期がある。就職や進学を前に誰もが通る道がありますよね。
内定や合格を頂いた生徒たちが,保護者の方々の前で体験談を語りました。
2017年12月04日(月)
三都物語
私たちには当たり前となっている古仁屋の町並みを写真に撮る人がいます。
観光地に住む人々の日常は観光客には非日常なんですよね。不思議ですね。
明日から修学旅行です。すでに心は関西を散策しているかもしれませんね。
旅は心の距離を縮めてくれます。案外,世界はすぐそこにありそうですよ。
2017年11月30日(木)
青信号
夢をみようぜBABY 世界中どこでも 空は青いはず きっとうまくゆくさ。
The Birthday が歌う歌詞の一節です。誰でも夢を見ていいはずですよね。
古仁屋高校にも,夢の途中で一生懸命にがんばる人たちがたくさんいます。
今日の古仁屋の空は青です。「前へ進め」と言われている気がしてきます。
2017年11月29日(水)
リサの友だち
車のダッシュボードに置かれたガスパールが,太陽に照らされています。
もうすぐ12月だというのに半袖がちょうど良く,扇風機も回っています。
奄美大島に来たガスパールは,今日もUVカットされた陽光で日光浴です。
少し日焼けしたガスパールが,学校の駐車場から生徒たちを見守ります。
2017年11月28日(火)
日々是変化
教壇に立ち,右を向けば大島海峡と加計呂麻島。左を向けば高知山です。
変わらないと思う景色も,時間とともにすべてが変化していると感じます。
見えているものすべてが,一瞬として同じものはないような気がします。
目に見えない言葉や心,運や未来までもが常に変わっているのでしょうね。
2017年11月28日(火)
プレッシャー
他人の期待より自分の目標が高ければ,プレッシャーを感じることはない。
水泳の寺川綾さんが平井コーチに言われた言葉に触れる機会がありました。
期待の方が大きいから重圧を感じる。今まで考えたことのないものでした。
周囲の期待以上の目標に向けて懸命に努力をする。今日から期末考査です。
2017年11月27日(月)
あの日に帰りたい
平成元年に閉鎖された古仁屋高校の寄宿舎が,ついに解体されていきます。
更地になると,ここに何があったのかさえ思い出せなくなることでしょう。
あったものがなくなる。寂しさの次に待っているものは何なのでしょうか。
校舎の隣で作業する重機の音は胸へと響き,深い郷愁に駆られていきます。
2017年11月25日(土)
青い珊瑚礁
松田聖子の歌にもありますが,大島海峡には本物の青い珊瑚礁があります。
価値を教えてくれる人がそばにいると,見ているものの興味が増します。
色とりどりの魚。見たこともない生き物。想像したこともない形の珊瑚礁。
世の中も海の中と同じで,私たちの知らないことばかりです。勉強ですね。
2017年11月24日(金)
祈り
今日も一日,ケガをすることなく元気に過ごせますようお守りください。
朝の陽光を浴びているといつの間にか大切な人の無事を祈っていませんか。
幼い頃,母親が朝一番に煎れたお茶を掲げて祈っていた姿を思い出します。
受験生は追い込まれる時期になってきます。朝陽に心身の健康を祈ります。
2017年11月16日(木)
みんな先生
情熱をもって生きないと,自分の世界は妬みに支配されてしまう。
日常生活の中で,胸の中に膨らむモヤモヤを感じることがありませんか。
私には「情熱がたりない」のだとキルケゴールさんが教えてくれました。
本の中には先生がいます。胸の中で膨らむのは夢や希望がいいですよね。
2017年11月16日(木)
トージナホ
今年の集団読書では木皿泉の「20光年先の神様」が題材に選ばれました。
図書委員の朗読が校内放送で流れます。真剣な声には真剣な耳で応えます。
平凡な日常や友人とのやりとりは,物語にあふれているのかもしれません。
自分の中の表現できない感情を本の中に見つけると何だか嬉しくなります。