学びの庭の朝夕

  • 2018年09月06日(木)

    おまじない

    ある先生が必ず晴れるおまじないを知っていました。職員に伝えられます。

    「カムイパパイヤアホーイヤ」です。心を込めて唱えれば叶うそうですよ。

    今週末に体育祭のある関係者のみなさんも唱えてみてはいかがでしょうか。

    今年度の古仁屋高校の体育祭は日曜日開催です。楽しみにお待ちください。

  • 2018年09月06日(木)

    学校訪問

    体育祭予行としては最高の天気に恵まれました。夏の雲。夏の空。夏の風。

    学校の事務室前に見慣れない生物が訪問しています。キノボリトカゲです。

    少し触れると「キュー」と鳴いていました。泣いていたのかもしれません。

    学校に固有種が遊びに来るなんてすごいですよね。優しく外に出しました。

  • 2018年09月02日(日)

    草魂

    生徒や保護者,先生方の御協力により体育祭前の奉仕作業が行われました。

    グラウンドや体育館を囲むように,部活動で作業が割り振られていきます。

    庭木を剪定しながら,伸びた枝が個性と重なり切ることを少し躊躇います。

    見違えるほど綺麗になった校庭に体育祭の成功を見るような気がしました。

  • 2018年08月30日(木)

    行けば分かるさ

    最後だと思えるからこそ,ガマンができる。挑戦ができる。行動ができる。

    自分を変えられる。一歩を踏み出せる。真剣にもなれる。本気にもなれる。

    8月が終わりますね。平成の夏も,奄美の夏も,受験生の夏も終わります。

    顔つきの変わった3年生に迷いはありません。今日と明日は課題考査です。

  • 2018年08月29日(水)

    巨大な鏡

    3階の教室からは横たわる大島海峡が見えます。雄大な景色に見とれます。

    白い雲の下は白く,青い空の下は青く見えます。大島海峡が鏡のようです。

    山と雲の関係は,緑色の器に盛られた真っ白なかき氷のようにも見えます。

    山の緑色の濃さに雲の白の濃さも負けてはいません。残したい風景ですね。

  • 2018年08月26日(日)

    素敵な名前

    夏の奄美大島には何と表現していいのか分からない色がたくさんあります。

    美しい海の色を表現することはとても難しいです。青や緑とは違うのです。

    和色ならば夏虫色や若緑。洋色ならばミントグリーンやコバルトグリーン。

    素敵な色には素敵な名前が似合いますね。私たちが住む島の自慢の色です。

  • 2018年08月16日(木)

    さくらねこ

    瀬戸内町を歩いていると片方の耳の先端がカットされたネコを目にします。

    名瀬の交差点に「さくらねこ」とあります。初見の看板に関心を高めます。

    耳先を桜の花びらの形にカットしたネコを「さくらねこ」と呼ぶそうです。

    「どうぶつ基金」に教えられます。知ることは考えることに繋がりますね。

  • 2018年08月15日(水)

    奄美の天気

    県内で最高気温が一番低く,最低気温は一番高いと明日の予報が伝えます。

    沖縄県の北西に台風18号の発生です。発生した場所に驚きを隠せません。

    晴れると「もう許してください」雨や曇りが続けば「どうかお願いします」

    都合のいいお願いを太陽にしてしまいますね。最近は天候不良が続きます。

  • 2018年08月14日(火)

    本の匂い

    どこかに惹かれて買ったはずの本なのに寝かせたままだったりしませんか。

    長年の熟成された本の香りが,ページをめくるたびに鼻孔をくすぐります。

    本の中には言葉にされた自分自身や思いつかないことが表現されています。

    夏休みや雨の日の本を読む時間は自分を熟成している時間なのでしょうね。

  • 2018年08月13日(月)

    やまない雨

    地面や山肌に映る大きな雲の大きな影が歩く人よりも速く動いていきます。

    台風の影響が残るのか強い風が時折吹きつけます。草木が激しく揺れます。

    雨と曇りが繰り返す日々に,やまない雨はないという言葉を思い出します。

    宿題や受験勉強には最適な夏と言えるかもしれませんね。チャンスですよ。

  • 2018年08月12日(日)

    サイになる

    いつの間にか怒ってばかりの「サイ」に変身していることがありませんか。

    片付けなサイ。うるサイ。静かにしなサイ。勉強しなサイ。早くしなサイ。

    本当は優しい「サイ」になりたいのです。ごめんなサイ。許してくだサイ。

    明日月曜日から水曜日までは学校閉庁日です。それでは…おやすみなサイ。

  • 2018年08月11日(土)

    水平線ノムコウ

    晴れた日に水平線をじっと眺めて時間を忘れたりすることがありませんか。

    目を細めても何も見えませんが,ずっと先には何かあるようにも感じます。

    水平線の向こうに何を想像しますか。まだ何も見えない未来と同じですね。

    受験は水平線に向かって進むようなものですね。きっと何かあるはずです。

  • 2018年08月10日(金)

    卒業生

    卒業生が土産話をもって学校を訪れます。少しずつ時間が巻き戻されます。

    帰りたくない。島に戻りたい。過去への後悔と未来への希望が混ざります。

    後輩に聞いてほしい話題をみんなが持っています。高校生活は通過点です。

    変わったようで変わらない笑顔には元気を貰います。また会いたいですね。

  • 2018年08月09日(木)

    勝負の夏

    今日は頼んでもいないのに太陽が激しく全身を熱します。外出は危険です。

    太陽の光をすべて吸収するかのようなデイゴの木を思わず写真に収めます。

    木も海も家も人も花も写真に撮れば,そこには思い出が切り取られますね。

    個別指導を受ける生徒に休みはありません。勝負の夏がここにもあります。

  • 2018年08月07日(火)

    ウィンドチャイム

    加計呂麻島の西端には実久という集落があります。実久ブルーは有名です。

    透明な青や水色の海を眺めていると曇りがちな心も晴れていきそうですね。

    砂浜に広がる珊瑚の欠片を手で払うとウィンドチャイムの音に聞こえます。

    いつでも行けるところは,なかなか行かないところなのかもしれませんね。

  • 2018年08月03日(金)

    失われた色

    対岸の加計呂麻島にはまだモヤがかかり本来の色を見ることができません。

    写真に撮りたくなる奄美大島には眩しい太陽が必要なのかもしれませんね。

    昨日で前期夏季課外は終了です。心なしか空に青が増えている気がします。

    今日の学校は人も少なくてとても静かです。生徒がいてこその学校ですね。

  • 2018年08月02日(木)

    黒い楽譜

    部活動紹介で演奏した吹奏楽部の悔し涙の理由を感じる場面がありました。

    演奏のときに開かれていた楽譜は真っ黒でした。遠くからでも分かります。

    練習でのやり取りなのでしょうね。指揮者の鳩野先生と10名の部員たち。

    指揮者を見てリズムと緊張をとっています。演奏後の言葉に感じ入ります。

  • 2018年08月02日(木)

    銀の涙

    前例にない迷走する台風の影響で,今週は晴れと曇りと雨の繰り返しです。

    今日は体験入学です。中学3年生だけでなく中学2年生も対象となります。

    部活動紹介は先日のコンクールで悔し涙を流した吹奏楽部から始まります。

    最後に選択するのが古仁屋高校であると嬉しいです。また会いたいですね。

  • 2018年07月27日(金)

    青いブタ

    教室の外に目を移すと,太陽の光で熱せられる先生方の車が並んでいます。

    青い車のダッシュボードから青いブタが黒い目でこちらを見上げています。

    青いブタの「がんばれよ」という目に「がんばるからね」と心で応えます。

    汗をにじませながらがんばる生徒たちに,涼しい風の差し入れが届きます。

  • 2018年07月26日(木)

    昨日今日明日

    毎年2年生は,夏季課外中にインターンシップを3日間の日程で行います。

    瀬戸内町役場や南大島診療所など将来を見据えた場所でお世話になります。

    2年生の先生方は,奮闘している生徒たちの姿の写真を撮りに出かけます。

    花束をラッピングしたり試掘調査の準備をしたり充実した日々が続きます。

  • 2018年07月25日(水)

    あとで分かる

    午後からは北九州予備校の黒木浩二先生を迎えて,講演会が行われました。

    何も望まなければ,人は傷つかない。本気の人ほど頂点を目指したくなる。

    失敗しても傷ついても何度でも挑戦してほしい。その意味はあとで分かる。

    夢を実現する人がひとりでも出てほしいとの献身的な姿に闘志が湧きます。

  • 2018年07月24日(火)

    海賊王になる

    ひとりでやると決めるまでに,どれだけの時間を心の葛藤に費やしますか。

    甘えや依存が行動を鈍らせたり判断を誤らせたりすることはありませんか。

    自分のやるべきことは何なのか。自分で答えを見つけて頑張るのみですね。

    決断して宣言して行動して仲間とともに合格を目指す。受験も冒険ですね。

  • 2018年07月23日(月)

    巨大扇風機

    台風で中止となった進路ガイダンスが多くの方々のご好意で開催されます。

    講師の方々の熱のある話に生徒たちも前のめりです。声も大きくなります。

    巨大扇風機が体育館の前後でフル稼働しています。今日はまだ涼しいです。

    県本土からも奄美空港からも遠い学校まで来ていただき,感謝いたします。

  • 2018年07月23日(月)

    夏休みの宿題

    がんばりたい人には,いつも以上にたくさんの時間が取れる夏が来ますね。

    そうでない人には,いつも以上のたくさんの宿題にため息が出そうですね。

    問題に向き合う夏になるのでしょうか。答えを写す夏になるのでしょうか。

    この夏をどんな気持ちで乗り切るかが大事ですね。今日から夏季課外です。

  • 2018年07月22日(日)

    絵になる町

    立ち並ぶガジュマルが形作るトンネル。防波堤沿いに止められた軽自動車。

    眼前に広がる青い海。波の音しか聞こえない砂浜。青い空に浮かぶ白い雲。

    写真に切り取る風景は,わたせせいぞうさんのイラストを思い起こします。

    瀬戸内町の白浜です。絵になる町の小さな高校でも明日から夏季課外です。

  • 2018年07月20日(金)

    コタンの雪

    一夜明けると,クラスマッチが行われたのかさえ疑わしくなる静けさです。

    台風が接近しているためか,職員室の窓からは少し強い風が吹き込みます。

    終業式後の壮行会では,吹奏楽部による「コタンの雪」が披露されました。

    深みのある演奏にみんなが聞き入ります。コンクールまで残りわずかです。

  • 2018年07月20日(金)

    失敗のススメ

    知らないことを勉強すればするほど,知らないことが増えていきませんか。

    挑戦しても失敗の連続ではないですか。やってみて分かることがあります。

    終業式では校長先生が「できないのはやらないだけだ」と激励されました。

    多様な人たちと関わりながら自分の器を大きく広げていきたいものですね。

  • 2018年07月20日(金)

    合成写真

    多くの先生方が撮られた写真はどれも躍動感にあふれ,熱気が伝わります。

    合成写真かと思うほど空と山の境界線がはっきりして見入ってしまいます。

    クラスマッチとは違い,終業式前の大掃除には黙々と取り組んでいました。

    掃除をすることでマナーに気づき,自分が汚れることできれいになります。

  • 2018年07月19日(木)

    ひざし

    今日の陽光は日射しではなく「日刺し」です。熱中症対策は準備万端です。

    生徒は審判と競技の往復です。先生方も活躍を写真に収めようと夢中です。

    男子がバレーボール。女子がソフトボール。見せ場の多い試合が続きます。

    直射日光から逃れる日陰と裏方の生徒たちのおかげで無事に終了しました。

  • 2018年07月19日(木)

    サルスベリ

    体育館の前のサルスベリは,枝先に無数の小さな白い花を咲かせています。

    三角形に見える形は,お皿に高く盛られた削りたてのかき氷のようでした。

    奄美にいると,雲の流れや鳥の声に心を落ち着けて過ごすことができます。

    水色の空には数えるほどの雲が浮かびます。今日はクラスマッチ日和です。