公開日 2024年11月29日(Fri)
11月28日(木),7限目の統一LHRの時間に「集団読書」を実施しました。この活動は,生徒が読書に親しみ,読書習慣を形成する一助とすること,また全校生徒が同じ作品を読み、感想を共有することで、多様な考え方や感じ方があることを理解する機会を提供することを目的としています。今回のテキストは,青山美智子著『リカバリー・カバヒコ』から「奏斗の頭」を選びました。この作品は,新築分譲マンション「アドヴァンス・ヒル」近くの日の出公園に設置されたカバのアニマルライドにまつわる都市伝説を描いています。「リカバリー・カバヒコ」と呼ばれるこのアニマルライドには,触れると治したい部分が回復するという言い伝えがあり,物語は,誰もが抱える小さな痛みに寄り添う温かさに満ちています。生徒たちは,校内放送を通じて図書委員が朗読する音声を聞きながら,テキストを読み進めました。朗読終了後,それぞれが感想文を記入しました。この感想文は後日,「図書館だより」などで紹介される予定です。