公開日 2020年01月11日(Sat)
1月11日(土),令和元年度「地域創生人材育成プロジェクト」の一環で,大島海峡の近代遺跡をクルージングで巡る研修講座を実施しました。
ホエールウォッチングと近代遺跡巡りを組み合わせて,奄美大島瀬戸内町の冬の観光モデルにしたらどうかと考え,ホエールウォッチング,赤瀬,江仁屋離,天皇浜,乙崎等を回りました。
「クジラに会えないこともある」「天候に左右される」「船酔い」などのリスクを承知した上での巡検でしたが,実際,クジラに会えず,雨と寒さに見舞われ,船酔いも体験し,いわゆる厳しい状況下でサンプルを得ることができました。
結果的に,天候が厳しい状況であっても大島海峡独特のロケーションは抜群で,海上から見える近代遺跡も知的刺激にあふれており,外部からの観光客を満足させられるものだと思いました。今回のサンプルを踏まえて,高校生らしい大島海峡冬季観光プランを作成していきたいと思います。
一枚岩の赤瀬の迫力は素晴らしかったです。ここでも戦跡が見られます。
TV番組でおなじみの江仁屋離です。ここも戦跡があります。雨が降っていてもマリンブルーは健在です。
外海に近づくと横揺れによる船酔いのリスクが高まります。
三連立神
昭和天皇が研究材料を採取されたという天皇浜。雨天でも美しいマリンブルーです。ダイビングスポットでもあります。
三浦軍桟橋。加計呂麻島にあった海軍専用ダムから桟橋を経て給水が行われていました。
乙崎。岩場を利用して海峡内を防衛するための観測施設でした。