公開日 2019年12月14日(Sat)
12月14日(土)に,令和元年度「地域創生人材育成プロジェクト」の最大のイベントとして,「日本スイーツの聖地」スタディーツアーを久慈白糖工場跡にて開催し,44人の小学生とその保護者の方々に参加していただきました。
本校生徒は,地域の子供たちから「にいちゃん,ねえちゃん」と呼ばれて親しまれています。今回の企画は,そのような瀬戸内町ならではの関係性を生かして,子供たちと一緒に地域に眠る文化遺産について楽しく学び,その活用方法について考えるために企画しました。
久慈白糖工場は,島津斉彬や五代友厚,トーマス・グラバーの尽力で,富岡製糸場よりも早い1867年に,瀬戸内町久慈で稼働した製糖工場です。今回は,クイズやオリエンテーリングを通じて理解を深めてもらえるように,工夫を重ねてきました。
子供たちからは,「こんなにすごい工場が,奄美に四つもあったなんて知らなかった。」,「クイズやパズルなどで,楽しく勉強することができてよかった。」などの感想をいただきました。
生徒たちは,このイベントを通じて,郷土研究の意義や,子供たちに郷土の文化遺産の大切さを伝えることの難しさと素晴らしさを学ぶとともに,今後のキャリア形成に役立てることができたと思います。
バスの中では,地元のクイズやビンゴゲームで大盛り上がりでした。
実際に工場があった場所で説明しました。
作成したスタディーノートを基に学んでもらいました。
昨年作成した工場模型も運んで設置し,説明しました。
久慈集落の皆さんが,絶品のサータアンダギーとお茶を用意してくださいました。ありがとうございました。
最後は全員で記念写真撮影をしました。