公開日 2014年06月09日(Mon)
6月7日(土)中央公民館でシンクロナイズドスイミング 北京オリンピック日本代表の石黒由美子さんの講演会がありました。
プロフィール
1983年10月生まれ。小学校2年生の時交通事故に遭遇。顔面を540針,口の中を260針縫う大けが負いました。治療中にテレビで見たシンクロナイズドスイミングに憧れ,翌年から競技を始めました。顔面まひや視力障害,難聴などの様々な後遺症に苦しんだ時期もありました。今も小学校2年生以前の記憶がありません。それでも希望を失わずにシンクロに打ち込んできました。
07年スイス・オープンのソロで優勝。北京オリンピック前の日本代表選考会で,夢のA代表に選出されました。165センチの身長が,水の中で大きく見える力強い演技が評価され,オリンピック初出場を果たしました。練習の傍ら愛知教育大学で幼稚園から高校までの教員免許を取得したほどの努力家です。日本代表では,チームリーダーとしてチームを率いた経験を持っています。現在は,神戸大学大学院にて『中学生のいじめ問題』をテーマに研究中です。自身の中学校時代に受けたいじめ経験が活かされています。遠回りに見えて一番近道。人生に無駄はない。
石黒由美子さんが古仁屋高校生のために,自身の著書「奇跡の夢ノート」にサインをしてくださいました。図書館にありますので,是非借りて読んでください。