公開日 2013年06月04日(Tue)
新人王決定戦の瀬川卓三氏(天草竜治)
第2ラウンドでKO勝ちし,新人王決定
瀬川卓三氏(1)
瀬川卓三氏(2)
6月4日(火)4限目,1年生を対象に,平成25年度第1回古高会講座を行いました。
講師は,古高会副会長で,大島地区消防組合瀬戸内分署長の瀬川卓三氏で,『自分を振り返って』という演題でお話ししていただきました。。
古高会長の程卓郎氏による講師紹介のあと,まず,キックボクシングの新人王決定戦のDVDを視聴してから講座が始まりました。
瀬川氏は加計呂麻の御出身で,俵小,俵中時代は片道5.5kmの自転車も通れないような道を通学されていたそうです。
当時,全校生徒130人の俵中から650人の古高に入学してバレー部に入部したあと退部し,ボクシング同好会に入ったそうです。
当時ボクシングで国体優勝経験のある顧問の先生とは今でも連絡を取り合っていらっしゃるそうです。
古高卒業後上京し,会社勤めの傍ら,当時一世を風靡していたキックボクシングを始め,二十歳の時,日本キックボクシングフェザー級の新人王を獲得されました。
しばらくして,御両親の面倒を観るために帰郷し,平成元年に大島地区消防組合瀬戸内分署に入署し現在に至っていらっしゃいます。
瀬川氏は,親元を離れ上京して親のありがたさと瀬戸内の良さ・美しさがわかった,人生は1度しかないので果敢に挑戦して欲しい,親への感謝の気持ちと日本一美しい瀬戸内を大切に思う心を忘れないで欲しい,と力説されました。
また,昭和33年12月27日の古仁屋大火災と平成2年9月18日の高丘で数人の尊い命を奪った台風についても言及されました。
瀬川氏のお話は静かに拝聴していた1年生の心に響いたものと確信しています。
一期一会の貴重な講演をしていただき有難うございました。