古高会講座(3年)を行いました。

公開日 2012年02月13日(Mon)

古高会講座(3年)を行いました。

古高会講座(3年)を行いました。

平成24年2月13日(月)10:00?11:00,卒業を間近に控えた3年生41人を対象に,第30回古高会講座を行いました。講師は房克臣瀬戸内町長,演題は『出会いと笑い,感謝そしてありがとう』でした。

房町長は,まず,「出会い」について,山田洋次監督やグッさん(山口智充),御自分の奥様との出会いなどについて話され,仏教用語で,出会いは必然,という意味の「対面同席五百姓」という言葉を教えてくださいました。世界に64億人の人口がいる中で,ここで50人が同席するのは奇跡だと。
また,「笑いとユーモア」について,母さんの化粧,トンチンカンな与太郎,サラリーマン川柳などを例に挙げ,笑いを共有することのすばらしさを,高校生にわかりやすく説いてくださいました。また,挨拶は,文字通り,心を挨(ひら)いて相手に拶(せま)る,の意で,世の中全て挨拶から始まる,挨拶は先手必勝である,ということを,御自分の空手部での経験を交えて強調されました。
そして,「感謝そしてありがとう」の項では,先祖への感謝,家族への感謝の大切さについて,自分の20代前の先祖は計算すると1,048,576人にもなることや御自分の御家族に言及しながら話されました。
最後に,「父親の足を,たらいにお湯を入れて洗ってあげたら,親父が苦労して自分を大学に出してくれたことがわかり,ふと気付くと父親がが泣いていた」という人の話を引き合いに出し,「親に心からありがとう」と勇気を出して言ってください,「善を行うに勇なれ」と締めくくられました。
房町長,超御多忙にもかかわらず,後輩の旅立ちを前に,琴線に触れる貴重なお話をしていただき有難うございました。