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2018年6月
2018年06月26日(火)
絵日記
水しぶきの向こう側に広がる緑色の山。青い空を背景にして浮かぶ白い雲。
大きなプールではしゃぐ子どもたちの声には,涼しさと元気をもらいます。
小学生が夏休みの宿題で描く絵日記のような風景には,癒しをもらいます。
いつの間にかここまで歳を重ねてきたことに,少し寂しさが込み上げます。
2018年06月26日(火)
蝉と扇風機
職員室から見える保育所では早朝から大きなプールの準備を始めています。
蝉の声が教室の扇風機の音をかき消すように途切れることなく聞こえます。
なぜ落ちてこないのだろうと思うほど重そうな雲が,ゆっくりと流れます。
今日の空は梅雨が明けたことを感じさせます。奄美の長い夏が始まります。
2018年06月25日(月)
おじいさんと雷
昨日の午後からは急な大雨と雷でした。高知山も加計呂麻島も見えません。
昔から奄美では,カミナリが鳴ると梅雨が明けると言われているそうです。
理髪店のおじいさんが教えてくれました。様々なことを聞きたくなります。
明日からは真夏と期末考査が始まります。睡眠時間は短くなりそうですね。
2018年06月20日(水)
何度でも
できたら次へ。間違えたらもう一度。夢に向かう気持ちに成長が伴います。
「夢はどこまでも僕たちを連れて行ってくれるよ」とミッキーは言います。
時計の秒針が時を刻むように,授業中はノートに文字が刻まれていきます。
戻すことのできない時間。その使い方がその人の生き方になりそうですね。
2018年06月19日(火)
みらいと未来
大阪と東京で行われる「地域みらい留学」の学校説明会の準備が続きます。
この先のあなたの未来が,古仁屋高校の未来と重なることを願っています。
私達と一緒に探しましょう。求めましょう。変えましょう。創りましょう。
きれいな海。豊かな森。落ち着いた時間。すべてであなたを待っています。
2018年06月17日(日)
台風一過
奄美の海に魅せられた老若男女が,シーカヤックで大島海峡を横断します。
ひとたび海に漕ぎ出せば,海の面白さや怖さを肌で感じることになります。
世界にも認められる奄美の自然へと飛び込んでこそ分かることがあります。
卒業生や在校生,職員も参加するシーカヤック大会が2週間後に迫ります。
2018年06月17日(日)
海物語
シーカヤックは歴史へのロマンがある。海と暮らしてきた方々が語ります。
対岸へ渡りたい。好奇心や冒険心が生活圏を拡大していく一端を感じます。
海の深さで海の色が変わります。潮の満ち引きでは波の速さが変わります。
シーカヤックも設定した目的地に着くまでが大変です。受験と同じですね。
2018年06月14日(木)
雨の放課後
雨の日も風の日も夏の暑い日も,昨日とは違う自分になっていたいですね。
雨の日にはいつもの鳥の声や追いかけあう蝶の姿がないことに気づきます。
雨が降る日は雨の音しか聞こえてこないものですね。町はとても静かです。
個別指導で生徒たちが職員室に集まります。学校は雨の日もにぎやかです。
2018年06月13日(水)
夏が来る
霧のような雨が降り止むと,いつもよりくっきりと山の稜線が分かります。
太陽に向かって歩いても,背を向けて歩いても容赦ない陽光が刺さります。
対岸の加計呂麻島がやけに近く感じます。じわりじわりと汗が出てきます。
夏の空。夏の雲。夏の日射し。夏の暑さ。今日は久しぶりにいい天気です。
2018年06月08日(金)
いつの日か
春の大島地区の野球大会が行われています。雨の影響を受けた大会でした。
公式戦初参加の1年生は日頃の清掃ではトイレを隅々まで笑顔で磨きます。
結果は代打で三振でした。またトイレ掃除を頑張りますと笑っていました。
トイレの神様はきっと野球の神様と友達です。いつか輝かせてくれますよ。
2018年06月07日(木)
アンバランス
人を理解することは簡単ではありません。自分を抑えることもありますね。
日常の中では「違い」を受け入れる心の大きさが問われる場面があります。
当たり前だけど周りの人は自分とは違いますよね。違いが成長を促します。
みんなが悩んでいて,みんなが頑張っています。今週は教育相談期間です。
2018年06月07日(木)
獅子座流星群
数学の解答用紙に斜線が並びます。採点ペンで容赦ない印が付けられます。
紙の上にたくさんの星が流れます。間違いや失敗は正解には必要ですよね。
流れ星のような斜線には,次は正解しますようにとの願いが込められます。
落ち込む生徒の目は再び真剣になります。すぐに願いは叶えられそうです。
2018年06月06日(水)
夕方の空
澄んだ青に何色を混ぜるとあれほど美しい夕方の空の色になるのでしょう。
夕方の空には,郷愁や寂寞や物悲しさが混ざっているような気がしました。
目で見えているものに,心が少しだけ色を付けているのかもしれませんね。
梅雨で薄暗い日中が続きます。次の夕方の空はいつ見られるのでしょうね。
2018年06月04日(月)
海の上の舟
奄美大島と県本土を往復するフェリーの上で,西郷さんを思い浮かべます。
海で雨風を凌ぎ,夜は暗闇に閉ざされる。恐怖しか想像できませんでした。
自分がどこにいるのか,この先どこへ向かうのかさえ分からなくなります。
県総体の後は「受験の夏」です。希望を抱き,信じる方へ進みたいですね。