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2018年3月

  • 2018年03月29日(木)

    旅立ち

    奄美空港や古仁屋港からひとりまたひとりと奄美大島を旅立っていきます。

    見送ると寂しくてこれからを憂いたりします。本当にさよならなのですね。

    森はいつもの森のまま。海はいつもの海のまま。自然は何も変わりません。

    変化に追い付けない気持ちは,先生方のいない学校を寂しく見せています。

  • 2018年03月27日(火)

    一歩ずつ

    さよならとさびしさに包まれていると一冊の絵本との出会いがありました。

    さよならはであいのはじまり さびしさはであいのはじまり…とあります。

    「さよならともだち」という絵本です。背中を押されている気がしました。

    自分だけが寂しいのではないですよね。お互いに少しずつ一歩ずつですね。

  • 2018年03月23日(金)

    エンディング

    窓の外ではスローモーションを見ているかのように白い雲が流れています。

    頭の中では離任される先生方の優しさや気遣いが走馬灯のように巡ります。

    卒業生だけでなくお世話になった先生方まで島を離れるのは寂しいですね。

    先生方を待っている人がいます。いつまでも引きとめていてはダメですね。

  • 2018年03月23日(金)

    涙に暮れる

    穏やかに過ごせる日々の有り難さや温かさをぜひ感じてほしいと小倉先生。

    まだ実感がないのでさようならは言えない。だからありがとうと高良先生。

    みんなとともに過ごし,みんなの成長をもっと見ていたかったと堀脇先生。

    先生方と過ごした日々はかけがえのない日々でした。お世話になりました。

  • 2018年03月23日(金)

    涙に始まり

    みんなには挑戦する若さがある。思いを握りしめて夢に進もうと川越先生。

    人に感謝の気持ちを持ち続け,それを力にしてお互い頑張ろうと山田先生。

    担任したときのことが忘れられません。本当にいい学校でしたと隈元先生。

    人懐っこい生徒ひとりひとりの青春時代に関われて嬉しかったと石川先生。

  • 2018年03月23日(金)

    こぼれ落ちて

    何かがふっきれたように朝の雨も上がり,眩しすぎる陽光が降り注ぎます。

    陽射しはますます強くなります。未来は明るいよと聞こえてくるようです。

    別れを惜しむ時間はわずかしか残されていません。言葉に涙が重なります。

    離任式は先生方の最後の授業です。下を向くと,涙がこぼれ落ちそうです。

  • 2018年03月23日(金)

    さよなら

    体育館では離任式が始まります。離任される実感も心の準備もありません。

    離任される先生方には,教えてもらいたい人生経験がたくさんありました。

    どんな言葉で感謝を伝えたらいいのでしょうか。思いが言葉になりません。

    昨日知らされた別れに戸惑いと動揺は収まらず寂しさが体育館を包みます。

  • 2018年03月22日(木)

    冬と夏の間

    毎年この時期に繰り返される転出と転入なのに,慣れることがありません。

    「冬と夏の間に春をおきました だから春は少しだけ中途半端なのです…」

    オフコースの「僕の贈りもの」の一節です。心さみしい春もありますよね。

    季節外れの冷たい風が吹く中で校舎内を歩きながら,ふと思い出しました。

  • 2018年03月22日(木)

    あしたを前に

    先生方には「働く」ことは人のために動くことだと教えていただきました。

    自分から見えるものだけで判断してはいけないと気づかせてもらいました。

    晴れていても雨が降ったり,黒い雲の隙間からは陽が差したりしています。

    不安定な心模様が空に映し出されているようです。もうすぐお別れですね。

  • 2018年03月22日(木)

    雨のち雨

    人事異動が発表されました。明日は終業式後に離任式が予定されています。

    心の中は雨のち雨。いっしょにいることは当たり前ではなかったのですね。

    離島の短い勤務年数でも,人に自然に伝統文化に深く魅了されていきます。

    過ごしてきた日々は宝物です。心が晴れるまではもう少し時間が必要です。

  • 2018年03月15日(木)

    はじまりはじまり

    期待と希望だけをもって合格者が体育館に集まります。心地よい天気です。

    話を聞く視線はまっすぐで,自分の未来をしっかり見据えているようです。

    人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢えると森信三氏は言っています。

    大きなスポンジになったつもりで入学式を迎えるといいかもしれませんね。

  • 2018年03月14日(水)

    おめでとう

    幸せのピンクと始まりの白。祝福は花となり合格発表の掲示板を彩ります。

    遠くに聞こえるカラスの声が今日は「おめでとう」と鳴いているようです。

    3年後の卒業アルバムでは今日の笑顔になつかしさを覚えるのでしょうね。

    私たちが戻りたくても戻れない場所と時間に新入生の今と未来があります。

  • 2018年03月12日(月)

    前へ進め

    このところ続いていた加計呂麻島のモヤは消えて,対岸の緑が鮮やかです。

    卒業式後に心の中を覆っていた寂しさも,少しずつ晴れていく気がします。

    暖かな日差しに,そろそろ次に進みませんかと後押しされているようです。

    合格発表を明後日に控えて,いよいよ来年度への準備が加速していきます。

  • 2018年03月05日(月)

    プレゼント

    クリスマスもなかった受験生にサンタさんから嬉しい贈り物が届きました。

    名桜大学国際学群「合格」です。ネット上の受験番号に全員が大喜びです。

    孤独に苛まれ,不安に押しつぶされ,境遇を嘆いていた日々も思い出です。

    自分の弱さを乗り越えて新しい強さを身に付けましたね。合格おめでとう。

  • 2018年03月01日(木)

    幸せな時間

    卒業生が見えなくなると校庭に残された「祝卒業」の文字が寂しそうです。

    いつもそこにあった楽しそうな笑顔や笑い声は卒業式とともに終わります。

    かけられていた魔法が解けていくようです。卒業式までの魔法でしょうか。

    シンデレラは再び王子さまと出会います。卒業式にも続きはありますよね…

  • 2018年03月01日(木)

    エンドロール

    3年生が優勝した体育祭と同じく,早朝の校庭には水たまりがありました。

    入場のときのはにかんだ笑顔は,退場になると大粒の涙で覆われています。

    退場していく卒業生の流れは,まるでエンドロールを見ているようでした。

    式場の外は昨夜の雨が嘘のような青空です。前途に幸多きことを願います。