始業式を行いました。

公開日 2014年01月09日(Thu)

須業式を行いました。 皆様,新年明けましておめでとうございます。

今年の元旦は好天に恵まれ,初日の出を拝むことができました。(写真は瀬戸内町のホノホシ海岸の初日の出です。)
さて,古仁屋高校は1月8日(水)に始業式を挙行しました。その中で,佐久間健士校長は松下幸之助の「自分には自分に与えられた道がある」という言葉を紹介して,生徒たちが一度の人生を主体的に努力を重ねて生きていくことを説きました。
式で校長は原文を朗読されたのでここに掲載します。

今年も古仁屋高校をよろしくお願いします。

(原文)
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが,ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない,二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。
のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば,かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか,思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし,所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道,いま歩んでいるこの道,
ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ,思案にくれて立ちすくんでいても,
道はすこしもひらけない。
道をひらくためには,まず歩まねばならぬ。
心を定め,懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように見えても,
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。